車検とは、「自動車検査登録制度」の略で、新車登録時からの使用期間と車種により、3年目、2年目、1年目に運輸省の定める自動車の保安基準に適合しているか、運輸省陸運局が検査を実施する制度です。点検整備の項目が細分化され、消耗品の経年変化の検査などを、定期的に行うことで、車が安全に公道を走行でき、運転者や道路の周辺環境が、安心できる状態であることを目的としています。
定期点検整備記録簿が整備実施機関から発行され、陸運局提出用、整備機関保存用、使用者携行用となっています。
車検項目別には
などがあります。
すべての項目で保安基準に適合されると、「自動車検査証」(車検証)が更新され、「検査標章」が発行されます。車を運転する際は、つねにダッシュボードの中に保管し、検査標章のシールは、フロントガラスの上部に貼付することが義務づけられています。このシールドガラスに貼られている色分けされた検査標章で、検査実施年度と月がすぐに把握できるようになっています。