車検を安く抑えたいとき真っ先に思いつくのがユーザー車検だと思います。ユーザー車検とは自分で陸運局に車を持ち込んで検査を受ける方法です。法定費用の実費代だけで済みます。法定費用の内訳は自動車重量税、検査手数料、自賠責保険料です。登録代行料や整備料などがかからない分一番安く車検を通すことができます。
しかし以下の項目すべてを全部自分一人でやらなければなりません。
・ 書類準備・作成
・ 車の持込
・ 点検・検査
・ 修理
・ メンテナンス
はっきり言って作業量が半端なくマニア向けでめんどくさいです。女性やよっぽどの車好きじゃない限りおすすめしません。欠点は
「陸運局が平日しか開いてないこと」
「車検に必要な書類を自分ですべて用意しなければならないこと」
「検査が不合格になった場合整備し直して再検査を受けなればならないこと」
などです。金額だけみると確かに車検代が一番安いのですが、平日丸1日使って書類準備や陸運局まで行って自分で検査をする手間暇を厭わない人で、なおかつ再検査のリスクも取れる人にしかおすすめできません。
確かに費用だけ見れば安いです。しかし、車を陸運局に持ち込んだり、申請、検査・整備など全部自分で行わなければならず、手間と時間がひどくかかります。車の整備に対して知識が豊富で時間もある人でなければ難しいのが現状です。平日丸1日潰す手間暇を考えたら、安い車検専門業者に頼んだほうが便利です。車検=2年間の保障ではなく、法定基準のチェックだけです。やはりプロの整備士さんに、最低でも2年に1回、点検整備してもらったほうが安全ですし、安心感が違います。