自分の車の健康状態を知っていれば、不要なトラブルを前もって回避することができます。車の知識がなくても、ボンネットを開け、見てみるだけでも良いです。特に長距離のドライブに行く前など、洗車や給油の際に、日常的に自分でチェックする習慣を身につけておくと良いでしょう。車検に関係する項目のランプ類などは、普段の点検中に確認に含めることをおすすめします。また、ブレーキ、タイヤ、エンジンルーム、バッテリー、ウィンドーウォッシャー液とワイパーなども忘れずにチェック。例えばブレーキペダルを踏んだとき、床との隙間に異常がないか、ブレーキ液は足りているか、などをブレーキについて点検します。
日頃車を運転する中で、ユーザー自身が、自分の責任において行うもの。車を使用する前に、運転席に座ったり、エンジンルームを覗いたり、自動車の周りをまわりながら、状態を見ることによって、簡単に実施できます。走行距離や運行時の状態などの判断にもとづいて、給油、整備をする目安になります。
ブレーキ液リザーブタンクの液量が上限(MAX)と下限(MIN)の間にあるか確認します。
バッテリーの液面が上限(UPPER)と下限(LOWER)の間にあるか目視します。
オイルレベルゲージでエンジンオイルの量がメモリの上限(H)と下限(L)の間にあるか点検します。オイルレベルゲージを抜き取り、付着しているオイルを拭いて、再度いっぱいに差し込みもう一度抜いてオイル量を点検します。点検後オイルレベルゲージをしっかり差し込んで戻してください。点検は必ず地面が平らな場所で、エンジンをかける前または、エンジンを止めてから15分以上経ってからでないと正確な値が測れません。
ラジエーターリザーバータンクの冷却水がタンクの上限(MAX)と下限(MIN)の間にあるかチェックします。
ウィンドウ・ウォッシャータンクにウィンドウ・ウォッシャー液が十分にあるか調べます。